EMV 3-Dセキュア(3Dセキュア2.0)
UnivaPayが提供する3Dセキュア
3Dセキュアとは、「VISA」「Mastercard」「JCB」「American Express」「Diners Club」の国際ブランド各社が推奨する本人認証方法です。UnivaPayが提供するEMV 3-Dセキュア(3Dセキュア2.0)は利便性とセキュリティの両面でバージョンアップした規格です。
3Dセキュア1.0と2.0の違い
3Dセキュア1.0ではクレジットカード決済の際にユーザーがパスワードを入力する必要があり、その入力プロセスが煩雑で、決済完了までに時間がかかったり、途中で商品購入をあきらめてしまういわゆる「カゴ落ち」も発生していました。
一方、EMV 3-Dセキュア(3Dセキュア2.0)では「リスクベース認証」が機能してユーザーや取引のリスク判定を行います。
低リスクと判定される取引に対してはパスワード入力を省略しスムーズに決済が完了します。セキュリティを担保しつつ利便性が大幅に向上しました。
「EMV 3-Dセキュア」の導入義務化
2023年に「クレジットカード・セキュリティガイドライン」が改訂され、原則としてすべてのEC加盟店にEMV 3-Dセキュアの導入を求めると発表されました。EC加盟店はガイドラインに則り、2025年4月からはEMV 3-Dセキュアを導入しなければなりません。
ECサイトに3Dセキュア2.0の導入が義務化された背景には、クレジットカードの不正利用が急増していることが挙げられます。
日本クレジット協会の統計では2022年1月~12月の不正利用被害額は、過去最高の436億円となりました。
不正利用対策を強化して消費者が安心してクレジットカード決済を利用できる環境を整備していくことが、キャッシュレスをさらに推進をすすめていくうえで不可欠となります。
経済産業省「クレジットカード・セキュリティガイドライン」
日本クレジット協会「クレジットカード不正利用被害額の発生状況」
EMV 3-Dセキュアの導入方法
お申込み
UnivaPayでクレジットカード決済をご利用いただくECサイト加盟店様は原則EMV 3-Dセキュアをお申込みいただきます。
ご利用料金
EMV 3-Dセキュアの認証ごとに処理料が発生します。詳しくは営業担当までお問合せください。