クレジット決済のチャージバックについて
チャージバックとは
チャージバックとは、カード会員側の申し出により、カード発行会社(イシュア)が発動する事ができるカード売上の強制返金の事を指します。
チャージバックの原因
チャージバックは、もちろん相応の理由がなければ起き得ません。代表的なものをいくつか紹介します。
原因1:不正な売上と判断された場合
ここでいう「不正な売上」とは、主に
- 取引実態や納品が無い
- 商品やサービスの品質がが販売価格と比べ著しく劣る
- カードが第三者により不正に利用された
といった場合に判断されます。もちろん一方的に断定やカード会員の発言で決定される訳ではなく、イシュアが相応の調査をした後に決定します。
原因2:カードブランドなどの国際ルールや加盟店規約に違反があった場合
カードブランドは、国際ルールとして禁止業種などを定めています。他にも加盟店規約に定めた事項に違反があった場合にもチャージバックが決定されることがあります。
この場合も、イシュアが相応の調査をします。
イシュアの調査が行われない場合
ルールや規約の違反が常習化してしまったり、不正利用である事が明らかな場合には調査なく決定される事もあります。ご注意ください。
チャージバックが多発すると?
カード加盟店として不的確とみなされ、加盟契約が打ち切られる事があります。充分にご注意の上、お困りごとがあれば当社営業担当へご遠慮無くご相談下さい。
チャージバックのときにかかる費用
チャージバックの発生時には、当該の売上費用が請求、または支払前のカード売上金との相殺が行われます。
接続先カード会社によっては、別途1件毎の手数料がかかります。